物語を朗読するとそこに描かれている人や物が現実化するという能力“魔法の舌”を持つモーティマが主人公。自分でも気づかないうちにその能力を使ってしまい、妻が本の中に閉じ込められてしまったという設定だ。よく考えてみるといろいろとおかしな点が多い。原作ものなので、もともとの設定がおかしいのか、脚色がまずいのかわからないが。
ブレンダン・フレイザーが主人公を演じる。特に可もなく不可もなくといった印象だ。それよりも本の中の登場人物を演じたポール・ベタニーがうまい。ジェニファー・コネリーも妻役で出演していた。