キスシーンや道路に寝転がるシーンなど
印象的でとても素敵だった。
主人公は言葉には出さないけど、
死に囚われていて、人の葬式に出ることで
消化しようとしているのが辛い。
そして辛いことを誰にも言えないんだ。
辛い時に分かってほしくないし、
誰にも分かってもらえるはずもないと思って、
人とのコミュニケーションを避けてるようにも 感じた。
死が大きなテーマで、
それぞれがとてつもなく苦しんでるはずなのに、
悲惨な描写は全然出てこない。
儚くて繊細で危ういところが若さを感じるし、どことなく夢みたいな感じでした。
加瀬亮がいいバランスを保ってる。
ただ親しい人を亡くすってどう考えても、
本当に苦しいから、
正直この映画のラストの描き方は
ちょっとピンとこなかったんだけどな。。
映画だから、映画くらいはこんな温かさを残したいなと思った。
原題のrestlessってどう訳すのがいいんだろう。
もしこれかなって人がいたらコメントくださると嬉しいです。