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コンバット・恐怖の人間狩りのnのレビュー・感想・評価

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すげぇ。だがヘンな映画だ...。

オッサン仲間数人で森へ狩りにいったら、同じく向こうからやってきた狩りの集団から、急に銃撃にあう。反撃でこちらから銃撃すると相手の1人に命中し、殺すことになった。オッサンたちはそのまま逃げ帰る。だが、その日から「アイツらは絶対復讐しにくる」という妄想のような考えがオッサンたちの間で膨らんでくる。元軍人の彼らは武器を集め若者らも集めて増員し、襲撃されたのと同じ土曜日にかの森へ戻り、「本当にあるかもわからない」戦いに挑もうとするが...。
みたいな話なんだが。

戦争という亡霊に囚われたような男たちの話。何か目的を無理やり作ろうとするような、ちょっと哲学的とも言っていい雰囲気もある。ニューシネマの名残りのような(カナダ映画みたいだが)。

中盤進みが遅いし、あんまりどういう話かわからなくて微妙なんだが、終盤にいくにつれて映画の意図のようなものが見えてきて、面白くなる。
しかし最後はビックリしたね。
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