えり子

第二の妻のえり子のレビュー・感想・評価

第二の妻(1947年製作の映画)
3.6
「ガス灯」に似た粗筋でした。
舞台劇なんですね。
ハンフリー、ボガードは悪役と善人役が全出演作の半々の割合だったのでは。あの顔と話し方ですから、怖いです。
大人びた口をきくボガードの娘が、パパは全て正しいという。
利発なのに何故気づかないのだろう。
家政婦のクリスティーヌが愛想一つ言わないのに、キチンと仕事をし、優しい。
サイコパスなボガードが青髭のように妻を殺していく。
段々、夫の隠れた部分に気がつき恐怖する第二の妻のバーバラ、スタインウイック。見応えありました。
ヴィクトル、ユゴーという名のバラがあるのですね。
勉強になりました。
えり子

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