真っ黒こげ太郎

ミッドナイト・ミート・トレインの真っ黒こげ太郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

※今回、最後までネタバレしてますが、正直観終わった後でもどういう話だったのか分かってません。
ネタバレになるので隠しておきますが、自己責任で突っ走ってください。


観る前:多分列車内で殺人鬼が殺りまくるスラッシャー・ホラーか何かだろう。

観た後:どういうことなの…。



ニューヨークの“心臓”を撮る事を夢見る、フリーカメラマンのレオン。
今日も今日とて恋人のツテで有名画廊のオーナーとの面接の機会を手に入れるも、ダメ出しをされてしまう始末。

そんなある日、写真撮影に協力したが行方不明になる事件が発生。
写真と共に警察に報告するものの、手掛かりはつかめない。
真相究明の最中、女性の写真に写っていた男の指輪と同じ指輪をしている男を目撃する。
真相を知るため、男を追うレオンだったが…。



フリーカメラマンが謎の殺人事件を追い、事件に巻き込まれる・スプラッター・ホラー。
不勉強&小説を読まぬ故元ネタについて詳しく分からないが…。
その方がいいか。

本作は、「VERSUS ヴァーサス」や「ゴジラ FINAL WARS」等の傑作を手掛けた、北村龍平さんの記念すべきハリウッド進出第一弾!!!
(「FINAL WARS」は傑作だよね!傑作だろ!?傑作だよな!!傑作だって言ってくれ!!!つーか言え!!!!言いやがれ!!!!!)
…なのだが色々あってDVDスルーになった挙句、その後限定公開するも大赤字になってしまった曰くつきな作品。

そんな本作がどんな作品なのかと言うと…




…何じゃあこりゃぁ!!!???

全然分からん!wwwww

お話は、とあるカメラマンが殺人の証拠を追い、謎の男を追跡する中でヤバい事態に巻き込まれていくお話なんだけど、これが何と言うかよく分からない。


殺人鬼が電車で殺戮を繰り広げ、目玉が飛び出たり頭がもげたりする序盤からてっきり主人公が殺人鬼の電車に乗り追われまくる展開かと思ったら…アッサリ解放される。あれ?

その後後半では主人公が目の色を変え「コマンドー」が如く装備を整えたり、女刑事が何故かグルだったりと話が見えてこない謎が謎を呼びまくる展開。

その後、恋人を救うために殺人鬼とブルータルなバトルを繰り広げたり、列車の終点でゾンビ塗れになったり、黒幕みたいなやつが突然現れ「下部になれ」といい恋人の心臓を取り出したり…。
そして謎が解明されるかと思いきや謎が謎を呼びまくり、最終的にはなぜそうなったのか分からないままバッドエンディングへ!!!!
なんだこれ!!!!!?????



一応、話自体はそこそこ面白いし、CGを使ったケレン味に富んだタイプのゴア描写は愉快、ブルータルな格闘アクションも泥臭くて良かったりと結構楽しめる面は多いが、肝心のストーリーが何か分かりにくい上に謎まみれな内容だったりしました。


グロもアクションもあるし、映画自体はそれなりに面白く観れたのですが、よく分からなすぎてお話についていけなかったという、手強い映画でした。
これ、原作呼んだ人なら分かるのか?w

スプラッター描写は愉快だし、アクションもバイオレンスでいい出来なので退屈せずには観れると思いますが、とにかく変な内容なので観る際には腹くくって挑んだ方がいいかもしれません。


俺みたく、真っ当なスラッシャーホラーを期待して観ると怪我するぞ!!!!wwww
余りに謎な内容に圧倒されて観終わった時には物凄い疲れました…。wwww