新居で倒れ、突然目覚めなくなった幼い息子。
やがて家族を襲う恐怖とその真相……
最新作みたさに1から再鑑賞開始(後述の理由からこれまでに観たのは1のみ)。
建築物を活かした構図、登場人物をシフトするカメラワーク、『死霊館』等にも象徴されるスピーディーな横の動き・派手な縦の動き、人々の絆を描いたドラマ等、ジェームズ・ワン監督の得意技が光りまくり。
携わっている『パラノーマル・アクティビティ』の製作者によるものか、怖いものが写り込む描写が強力。
現実逃避気質の父親の別の(更なる？)一面、健気な妻、可愛らしい子供達といった家族の登場人物達も良く、何と言っても助け船を出す霊能者サイドのキャラクター達が“らしさ”も“個性”も面白い。
シリーズで鑑賞済は本作のみ。
理由は、個人的に、やればやるほど私の笑いのツボを謎に突いて来る恐怖描写(笑)。
思わず笑っちゃうホラー『シークレット・マツシタ』みたいなものでは決して無いのだが、この映画のホラー存在に体質的にかなり面白と誘い笑いを刺激されてしまう。何で……
とはいえ、画面の雰囲気やストーリー、ホラー存在のスタンスや世界観はかなり好みなので、この度最新作を期に全て観ていく事に決めた。
