キラーフィッシュて化け魚を期待したけどただのピラニアだった。
魚パニックより爆破にお金かけたな。

この監督作品、これと『惑星からの侵略』をジャケ写に惹かれてレンタルしましたが、もう辞めときます。

ピラニアが出る所よりも他が目立つ作品。


鉱山から宝石を盗み出した強盗団は
捜査の目をかいくぐるため
盗んだ宝石を湖に沈める。

しかしコッソリ引き揚げようとした男が
水中で何かに襲われて死んでしまう。

実は共犯者の黒幕が裏切り防止のために
ピラニアを湖に解き放っていた。

裏切りが裏切りを呼ぶクライムアクション
宝石は一体誰の手に渡るのか！？


ちょうど同じ年に“ピラニア”という
パニック作品が公開されましたが
本作のピラニアは舞台装置なので
全くの別ジャンルです。

まず宝石を盗み出すシーンでは
鉱山のセットを爆破します。派手！！

さらに中盤では超局地的ハリケーンで
ダムが決壊します。ド派手！！！

その影響で最初に爆破した
鉱山が洪水で流されます。なんで！？？
（ストーリーにはほぼ関係ないです）

ジオラマ使ったり、火薬使ったりと
爆破のシーンは予算掛かってるのに
肝心のピラニアが酷い。

演者さんとピラニアが同一画面に映らない
血糊を撒くか
質感の違うフィルムで何かを喰ってる
ピラニアの群れが映るだけ。

褒められるのは本物のピラニアを使って
撮影してる点のみです。

昔のアクション映画としてはそれなりです
ピラニア映画としてはダメですね。

色々とツッコミどころはありますが
作品自体はごく普通なので
観ても損はしません（得にもなりません）

"クライムアクション&モンスターパニック"

イタリア映画界きってのサービス精神旺盛監督、アントニオ・マルゲリーティの代表作の1つであり、定番の"ミニチュアセットの大爆破"が随所で登場

"オカマがピラニアの大群に襲われる"という、需要があるのか分からないショッキングシーンが妙に印象的だった

また、グイド&マウリツィオ・デ・アンジェリス兄弟が手掛けたディスコミュージック調のオープニングテーマ曲にも心を鷲掴みにされた

リー・メジャースにカレン・ブラック、60歳以上の映画マニアなら垂涎モノのキャスティングも完璧

• #マルゲリーティ好き