SEIJISAN

地下室のメロディーのSEIJISANのレビュー・感想・評価

地下室のメロディー(1963年製作の映画)
3.5
ジャン・ギャバン×アラン・ドロン出演の犯罪ドラマ。監獄で同房だった若者とカジノの年間売上を盗む作戦を立てて、入念な準備を整えて本番当日を迎えるが、予定外の事が次々に起こる!果たして計画は成功するのか...。個人的には「入念な計画の末に実行に移す」という犯罪ドラマが大好きなので本作はドンピシャでした。しかしアラン・ドロンは二枚目過ぎるだろ!彫刻で「二枚目の男」という題で作っても、ここまで綺麗な顔は作れないですよ...。本作の鍵は運転手の役回り。「手は貸すが報酬はいらない」という。簡単に大金を手に入れてしまうと、すぐ又犯罪に走りそうだとの意見。エンディングは...いいですねぇ、何とも言えない余韻が残るこのエンディングは。有名過ぎる本作のメインテーマ曲と共に「格好良いとはこういう事さ」と言わんばかりのお洒落で格好良いが詰まっている本作。古い映画ですが面白さは全く色褪せていないです。
SEIJISAN

SEIJISAN