Takasaka

スティールのTakasakaのレビュー・感想・評価

スティール(1997年製作の映画)
3.4
シャキール・オニールがとにかくデカくて、住宅街を歩くシーンなど背景の建物との遠近感が狂うので表現主義みたいになってた…。
あと非ネイティブでも分かるくらい演技が下手だけどそこは終盤に向けて改善されていく。
映画の中身はクインシー・ジョーンズ制作のブラックヒーロー映画。
敵がとにかくチャチで、コミックの実写映画の進化の中心はヴィランの進化だったんだと改めて。
ちょいファンク風味のオーケストラでなく、もっとこの時代のサウンドトラックだったら良かった。(シングル曲のMen of Steelはじめ、モブ・ディープ、ブラックストリート等豪華参加してるけど印象薄)
時代感が凄く希薄で1997年制作としては古臭い。
監督は70年代テレビSFの巨匠だけど、人選ミスだと思う…。
カラッとしていて楽しい映画ではありました。
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