Sala

恋するショコラのSalaのレビュー・感想・評価

恋するショコラ(2007年製作の映画)
4.6
たった今見終わりました〜!
なんでこんなに評価低いんだ?と思った反面、ショコラやお菓子作りがすきでない人はこんなもんなんだろうかと??


違法労働者を雇っている建築業を営む主人公が、最初は安くあげるためには足場はなしでやれ、壁の中は見えないんだから粗悪なパイプでも使っちゃれ!労働者はただの使用人〜!!!って感じだったのが、怪我をさせたエジプト人の代わりにショコラの学校に通い始めて、雇われの立場や移民の肩身の狭さ、ショコラの素材は高くて良質なものを使わないと美味しくない(のちに建築も同じであると悟る)、菓子屋をやっていたエジプト人から芸術は理想を作り上げることが尊い?みたいなことを学びます。

自分が足場をケチったものだから、エジプト人のカマルは屋根から落ちてそのせいでショコラの学校へ行けなくなってしまい、警察へ行く!と脅された主人公。
嫌なら俺の代わりに学校へ行って資格を取って来い!ということだったのですが、最初は嫌々だったものの、後半はもうショコラ作りに魅せられていました。

登場シーンはキメキメのイタリアーノだったはずなのに、エジプト人に見えないからといって(カマルの替え玉だから)日焼けさせられたり、髪を切らされたり…

か、な、り笑えます!

当然お菓子作りなんかしたことない主人公だから、そんな主人公を見かねてべっぴんのねーちゃんが面倒見てくれます。
それがパッケージの彼女です!

彼女のキレっぷりにも注目ですよ(o^^o)
私は女ですが、ここまできたら可愛いなぁ〜って思ってました!
食事の時もあなたの意見を聞きたいの!とさすが外国人という感じです笑

ただのヒスじゃなくて、可愛い怒りっぷりなんです。
なんか憎めない的な?

まぁ、百聞は一見に如かずなんで、おヒマな方は一度見てみたら如何でしょう?
損はしない筈です。

これはパティシエ以外にも、芸術関係や、もの作りをされている方が見ると面白いと思いますよ(*^^*)

そうじゃない方は良さがわからないかもですが笑

でも、移民の労働、逆の立場になる、ショコラ、菓子作り、芸術、恋愛、と少なくとも6つのポイントがあるので、楽しめると思うんですがねぇ。

まぁ、気を張ってみる映画じゃないです。
楽に楽しむ映画です。
何しろ場所がイタリアの映画なんで(o^^o)

私のレビューを読んで見てみたくなった人はぜひ見てみて下さいね♪
Sala

Sala