シリーズ第14作目。
寅さんが赤ん坊を背負って帰ってくる回。
ただ、赤ちゃんを引き取りにとらやに来た際の父親の態度が許せず、お姉さんがしっかりしていたとしても赤ちゃんの将来が心配な気持ちが拭いきれなかった…。
(普通に泣きながら土下座するレベルの場面ですよね…。赤ちゃんを特に可愛がっていたつねが可哀想で…。)
最終的に赤ちゃんが元気なことを確認できた点は良かったものの…。
あと、赤ちゃんを連れてくるまでは良かったものの、赤ちゃんを出汁にしてヒロインと接しようとする寅さんもあまり愛せない…。
寅さんが髭男、大川から喜びの報告を受けるシーンが敢えて描かれなかった点も少し寂しい気がした。
寅さんはどんな表情で報告を受けたのだろうか…。
(相手が男性でも空元気の笑顔をしてみせるのだろうか…。)
あと、本作からおいちゃんが三代目の下條さんに。(以降、最後まで担当。)ちょっと格好よくて、一番長く担当された分、特に思い入れがあります。