一瞬の煌き
原作未読（積読中･･･反省）です。公開されていたときに、とても気になっていたのですが、他の作品を優先させているうちに終了してしまい、レンタル鑑賞となってしまいました。
気持ちのよい青春ストーリーでした。今まで観た作品だと集団で行う競技を取り上げたものが多かったので、「飛び込み」という個人競技が新鮮に感じられました。日常生活をすべて飛び込みに費やして、結果はほんの2秒弱で決まるというのは過酷ですね。チームプレイの葛藤などはないけれど、一緒に練習する仲間でありながらも競技ではライバル、そのあたりの関係はうまく描けていたように思いました。瀬戸朝香さんと光石研さん、若者をサポートしていく姿がとてもよかったです。ただ、少々長く感じたところがあったのと、どうもラストの大会が演出過剰に感じられたのが残念でした。
実はものすごい高所恐怖症なのですが、夕日に輝く飛び込み台は、その上に立ってみたいという気持ちにさせられるくらい美しかった！林遣都君、池松壮亮君、溝端淳平君、鍛えたのでしょうね～若者だけが持つ刹那的な美しさも堪能させてもらいました。この時季に観てよかったです。水飛沫も涼やかに感じられたので、少々満足度アップだったかもしれません。
