アキヒロ

ダイブ!!のアキヒロのレビュー・感想・評価

ダイブ!!(2008年製作の映画)
3.2
王道スポ根映画で、
初々しい林遣都くんがまさしく「ダイアモンドの目をもってる」というセリフ通りの輝きを放つ。
凡才肌の主人公・ライバルの転校生・プライベートと練習時間のジレンマ・葛藤、挫折、勝利…全部入ってて
豪華で演技達者な俳優陣を使った幕内弁当のような作品というより
素朴な当時売り立ての新人を使った、美味しい地方駅弁のような作品。

ただ、「津軽の崖っぷちで飛びたい」と言う沖津に対して
「ここには観客もライバルもいない。そんなんで楽しいか?」と富士谷は言うが、それは各々の価値観によるだろう。
観客に見られ評論家に評価されるプールより、気ままに自然海に飛び込みたいという沖津の意見も尊重してほしかった。

後、中学生のくせに"弟に彼女とられた事件"よりも
事故で頭打ったせいで飛び込む時に恐怖を覚えるようになった…的トラウマがあってもよかったかも。。

池松壮介が最後に行くにつれてどんどんマッチョになっていってる。
たぶん撮影中に本当に筋トレしてたんだと思うけど、俳優根性がすごい。
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