LEE

幽幻道士(キョンシーズ)4のLEEのレビュー・感想・評価

3.4
大人気シリーズ第四弾
もはやキョンシー映画なのか分からない作品だった


本作は今までとは違って成長したテンテンが主人公
なのでちょこっとだけシャドーリュウは出演するものの、基本は新桃太郎などでお馴染みのリン・シャオロウがテンテンを演じる
3までで出てきたお馴染みのキャラクターも登場するものの、関係値はリセットされているので外伝的な位置付けで見るといいのかもしれない
そんな本作はテンテン出生にフューチャーした作品
割とテンテンの父親が出てきたりと、キャラクターの深掘りをしているはずの作品なんだけど映画としてはかなりボヤッとした印象を受けた
基本ずっとコメディをやっていて、テレビドラマの日常回を見ているような感じ
キャラクターそのものが好きな人は楽しめるかもしれないけど、映画として楽しもうとするとキツイ部分はある


あと本作はキョンシーらしいキョンシーは出てこない(フルメタルキョンシーっていうのは出てくる)
その代わりにテンテンの父親の体を乗っ取った魔王と戦うことになるんだけど、割と普通のアクションに落ち着いてしまっていて折角のジャンルを活かしきれていないような気がしてしまった


キャラクターが好きな方なら見てもいいかなという一本
でもシャドーリュウの出番はそんなないからキャラクター好きな人にとってもあんまりな作品なのかもしれない…
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