バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男のオーウェンのレビュー・感想・評価

厳格なユダヤ人の家庭に育った青年。
兄に誘われてほんの遊び心で参加したドラッグの密輸仕事。
しかしだんだんエスカレートしていき、遂には本職と化していく事態に。

主演がジェシー・アイゼンバーグというのには惹かれる。
傲慢な性格に変化していく後半は、「ソーシャル・ネットワーク」に通じるものがある。

ユダヤの家庭というのも面白く、髪形や祈祷など特殊な習わしが仕事を変えても沁みついてしまっている。

ただしこれが単なる青春ドラマの間違いの域を超えていないことは惜しい。