オーウェン

大統領暗殺のオーウェンのレビュー・感想・評価

大統領暗殺(2006年製作の映画)
2.0
大統領暗殺という過程をドキュメントにして、911後のアメリカを描く。

実際に暗殺までされる過程は非常に興味深く見れた。
リアリティあふれる映像と真実味がある状況設定。
そして周りの人間たちの言葉が暗殺の現実味を際立たせる。

ただここから映画は失速する。
暗殺の犯人探しからなぜか911後の兵士たちの後遺症や、アラブ系の人間を安易に犯人仕立てにするなど単純な考え。

そして随分と気を使った演出がつまらなくしている要因。
こういうのは徹底的にリアリズムを追求しないとダメだ。

一番違和感を感じたのは大統領の演説を作っている女性。
ブッシュが高潔だの人民を思っているだの、そんな真面目ぶったことは聞きたくありません(笑)
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