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シルバー・グローブ/銀の惑星の10000lyfhのレビュー・感想・評価

3.0
銀の惑星に不時着した宇宙飛行士の子孫が先住民と紛争を繰り広げる、壮大な叙事詩 SF。回収された映像を見て対応する地球?の人たちの話を外枠に、2つの主要エピソード。1つめは、不時着し生き残った男性 2名と女性 1名の子孫が、コミュニティを築くドラマ。この部分は、彼らが撮影した記録映像の設定で、青銅色フィルタ(コントラストで血の赤と火の黄が映える)、極端な手ブレと過剰なジャンプカットで異様な雰囲気、ずっと観続けられそうな中毒性がある。2つめは、救世主または追放者として惑星に降り立った男をリーダー格に、光る一つ目の鳥人たち先住民と戦う、B級ハリウッド映画風で、だんだん退屈に。現代ポーランド都市の雑踏と思われる挿入映像は、無関連すぎて作品を破綻させていると思うが、なんとか形にしようとした監督の執念は伝わってくる。ほとんどのセリフに哲学的または宗教的な内容が含まれ、咀嚼は大変だが、適度な理解でも話は追える。劇伴は少なめだが、オケ、シンセ、ロック、と場面に応じて多様
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