このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに見返したけど、やっぱり名作だ…。
デイジーは一見かわいくて上品な雰囲気みえるにけど、結局自分がかわいいだけの冷酷な女性。本当にひどい。
でも、恋をしているとこういう本性に気づけず、客観的な目線で相手を見れずにとことん相手に尽くしてしまうものかも。
人間、見る目を養うのも大事。
あと、緑の光がとても象徴的で良い。
幻想、希望、大きな野心、届かぬ想い。
なんにせよ、あの光がギャッツビーを高みへと連れていってくれたのだろう。
大きな願いを胸に秘めている人はみんな、ああいう緑の光に手を伸ばそうとしているのかもしれない。
私も簡単に手に入らない夢をみるとき、緑の光を思い出すことが時々ある。