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舟を編むのPalenicheのレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
3.8
いろいろな人が協力して、地味な作業を積み重ねるという行為がたまらなく魅力的だ。特に、中心にいる人が誰よりも静かで、誰よりも熱量を持って取り組んでいるとたまらない。松田龍平、小林薫、加藤剛。言葉を集めたり、辞書を創ったり、多くの人が憧れる作業なのではないかな。

女性の存在感もいい。何と言っても八千草薫。当時78歳。ものすごく上品で可愛い。こんな老後を迎えられる人はどのくらいいるのだろう。宝のようだ。
あまり共感しないが、宮崎あおい、池脇千鶴、黒木華もいい。それぞれ個性があって強さを感じる。

つまるところ、それぞれの人が、自分の個性を活かしながら、やりたいことを一生懸命やればいいのだと思う。それ以外に、自分の人生を全うする方法はない。その過程で、仲間や伴侶に出会えたのなら、それは最高の人生なのだろうな。

(酔っ払いながら書く。支離滅裂だが、まあいいとする)
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