RIO

ももいろそらをのRIOのレビュー・感想・評価

ももいろそらを(2012年製作の映画)
4.2
新聞記事を隅々まで読んでマイナス採点するなんてとても変わってる女子高生

川島いずみの足元に落ちていた財布を拾ってそのお金が巡りめぐって回るのが面白い

芝居が上手くないなぁと感じながら観ているうちにすっかり嵌まる後半になればなる程台詞が効いてくる
監督にはしっかりとしたメッセージがあるのですがそれよりも彼女たちに身を委ねると自分にはより時間は無限にあって自由なんだと再認識できて気持ち良くなった

馬鹿呼ばわりを連発するのが可笑しい
意味ないなぁ

マイナスの生み出す感情は何も行動を起こせないと痛感する
他人が必死にやっていることが偽善に見えてしまうその感情が不条理にお金にいずみを縛る

ももいろ空への繋がりは良かった
後悔の空の色ではなかったはず
感じるままに感じているいずみ
何も出来なかったと後悔の心
何も出来ないかもしれないけど大切なものを考え続ける そういうことなんではないかな
いつか想いを形に出来る時が来るはず

薄ピンクにすら見えてくるモノクロームのハレーションが眩しい
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