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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のののネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

インド人の青年パイが幼い頃に経験したトラとの漂流記を小説家に語らう形で描いていくファンタジー・アドベンチャー作品。

トラとの生活をあまりにも詳細に描くので暗喩としてのトラだという考えを捨てて見ていたら、結局どちらとも取れるよう描いていたのは少し笑ってしまった。

宗教観がグチャグチャな人間の代表として日本人が皮肉的に登場する本作。
それに対しては一切反論できないのだが、「悲惨な事件としてよりも、トラと漂流したという証言を採用した人種」なのだと考えると微笑ましく思える。
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