シンプルにムカついた。
原因を考えたところ、女性に過剰な幻想を抱いている点とその女性に報いる気持ちが感じられなかったからだ。
庵野はバカだが良いやつだった。
脚本がムカつく。
あと音響しっかりしてほしかった。
効果音を声で再現するのはすごくいいと感じた。物理現実の音声ではなく、心に届いた音を声で再現してる感覚。
ただそれをまとめ上げて観客の耳に効果的に届ける丁寧さに欠けているから、いい設備の大音量で聴くと苦痛だった。映画じゃなくてテレビの音響だなと思った。
でもやっぱりすごい映画です。
夢の躍動と残酷さを突きつけられた。
こんなに心の動きを飛行機や画面に宿せるのって、ほんとすごい。
あと宮崎駿の呪いが日本国民の心にまだまだ巣喰っているのも克明に感じた。
これを盲信したら呪いにのみこまれて、他人に大迷惑をかける気がする。
地球の重力に縛られて過ぎ。
