おえん

旅立ちの島唄 ~十五の春~のおえんのレビュー・感想・評価

3.0
2021年「14」

仕事始めの月曜日。そんな気分で選びました。

「家族」って、想像以上に難しい。むしろ、他人の方がお互いのことを気遣うように思う。

自分が15歳の頃どうだったかと思い出すと、あの頃は父親と全く会話をしていなかった。18歳で家を出て、すれ違いのまま28歳の時に父は他界した。「ほぼ」父と子の会話をしたことがないまま終わった。

「家族」は自然に出来るものではない。

他人同士の二人が出逢い、結婚する。そこで「家庭」が出来る。夫婦で「家庭」を築く。二人の価値観は意外とと食い違うことが多い。何処で、何方が折り合いをつけるか?そうするうちに子供が出来ると「家族」と呼ぶのかな?「家族」も本当に色々あるんだろう。私には想像がつかない。

今日の映画は設定だけに頼り、登場人物の心持への深堀が全くできていなかった。設定だけのストーリーだったように思う。残念。

ただ、この映画を観たことで、自分としては色々思い出しながらコメントを書けた。映画に無駄はないと実感した。

「可愛い子には旅をさせ」そして「残った夫婦は良い時を」かな。

まぁ、良いときを過ごすことが出来ました。

お休みなさい。