北村龍平監督のハリウッド進出作品と言うコトに興味があり「NO ONE LIVES」を初鑑賞してみた。「ミッドナイト・ミート・トレイン」に次いでのハリウッド進出作品。
突然やけど過去に観た監督作品を振り返ってみたい。「VERSUS」「あずみ」「ALIVE」「ミッドナイト・ミートトレイン」「ルパン三世」かな。「スカイハイ」は見たかどうかも覚えてはいないので除外。「VERSUS」だけは好き。
主演はルーク・エヴァンズ。特に内容は知らなかったので何となくのイメージでは単なるクライム的な作品なんやろな…と思っていたらゴリゴリのスリラーやんけ。しかも、単純かつ明快な伏線張ってるし。
絡んだ相手が悪かった。と…しか思えないぐらい容赦しない展開が中々と面白い。触れてはいけない逆鱗に触れてしまったとでも言うべきかな。
いつもは獲物を狩る側の強盗グループ。狩られる側に回るのはどんな気分なんやろね。いじめっ子が、いじめられる側になるような感覚かな。まぁ、そのまんま同じような意味やけど。例えが下手である。
ただ、追い込まれてはいくのに強気な姿勢を見せ続けるのも定石スタイル。死のフラグが立ち込めているとしか思えないがソコを見せ場としているので仕方が無いのだ。
とにかく、流血シーンが多くスラッシャーとしても割りと見せ場が多い。まぁ、そこまで絶賛するほどのポジションでは無いとは思うが北村龍平がハリウッドで仕切ってやっていると言う意味では凄いのかも。
ハリウッドでスリラーぱかりなのは何か理由があるのかも知れないが刀を用いたアクションも、また観てみたい気がする今日この頃。