とし

監禁探偵のとしのレビュー・感想・評価

監禁探偵(2013年製作の映画)
3.0
我孫子武丸原作の漫画を実写映画化。ジャンルはミステリーですね。

あるモデルの部屋を自室から覗いていた亮太は、モデルが襲われている事に気付き、部屋に駆け寄るが…モデルは既に殺されていた。そこに現れた女性・アカネに現場にいる姿を見られた亮太は、アカネの意識を奪い、自室へと連れ帰る。そのままだと、自分が犯人だと勘違いされ通報されてしまうからだ。殺されたモデルの遺留品から真犯人を探そうとする亮太と、いつの間にか亮太に協力し共に犯人を追うアカネは…死んだモデルの事件が警察に知られる前に、真犯人に辿り着けるのだろうか?! …という内容です。

うん。最初、亮太は何でベランダから靴も脱がずにモデルの部屋へ?!まずは警察に電話じゃね?とか、監禁されているアカネ、逃げたいならモデルの携帯が手元にあるんだから幾らでも通報出来るだろ?とか思いながら観ていました。オチが分かれば、何であの時あんな行動を…とか、分かるんですけどね。

亮太とアカネで主導権を握ったり握られたりしながら事件の謎を追う…というやりとり自体は面白かったです。ただ…アカネは元々かなり状況を知ってる上での推理なので、良く考えると推理してるんじゃなくてスマホやパソコンから証拠を確認してるだけなんだよねぇ…。ノーヒントじゃ、解けませんよ…。

そして真犯人。やっぱりね、私の想像通り…って、そんな訳あるかぁぁぁぁぁ!!絶対分からんだろ、そんなの!推理もへったくれもねぇ(笑)!
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