とし

きさらぎ駅のとしのレビュー・感想・評価

きさらぎ駅(2022年製作の映画)
2.0
少し前、ネットで話題になった『電車に乗っていたら異世界のきさらぎ駅に行ってしまった』という都市伝説を原作に映画化したものです。

民俗学専攻の大学生・堤春奈。卒業論文のテーマを『神隠し』にして、異世界に行った過去を持つという葉山純子にインタビューをする。そして春奈自身も、同じ方法できさらぎ駅へ行く事を試みる…という内容ですねー。

安っぽいCGに、下手な演技の若手俳優。延々とキャーキャー叫びながら逃げるシーン。途中、何度寝落ちして巻き戻した事か。映画館で観なくて、良かったー。巻き戻せませんからね、映画館じゃ(笑)。

私がきさらぎ駅の話を知ったのは、『世界の何だコレ!?ミステリー』だったのですが…。あっちの方が簡潔で面白かったよ?!余計な要素、足し過ぎじゃない?

春奈が異世界に行ってからが、この映画の本番かなぁ。いきなり、化け物に襲われる春奈達。すると…春奈、カバンの中にナイフ持ってて、それを取り出し、躊躇無く化け物を刺したー!?え、何これギャグなの??思わず笑ってしまいましたよ。普通、分かってても迷い無く人の形をした者を刺すとか、出来るものなのか…(笑)。

ラストの感想は、少し行数あけて書きますねー。
























結局、全ては純子の策略だった、と。ラストのオチは、結構好きかもー。しかし…一番怖いのは、きさらぎ駅でも異世界でも無く、純子でしたねぇ…。

って、こんな面倒な事しなくてもさ。ネットでその罠を張り巡らせた内容書き込めば、馬鹿な奴が山のように罠に引っ掛かりまくるんじゃないかな?もう、誰が向こうに残ってて誰が生還してるのが、日替わりで変化すると思うんだけど(笑)。
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