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少年H
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『少年H』に投稿された感想・評価

Yuya

Yuyaの感想・評価

2.9
なんだろ…こんだけの俳優を使ってる割には…
っていう やや印象に残る決定打に欠けてたかな
子供2人の演技には健気さがこもってた

戦争と終戦 時代の大きな変動の中で
むしろ 自分というものを強く貫いた者ほど
世の中が見えづらくなる葛藤が なかなか知り得ない部分で 学びになったかな
もちろん 自分の祖父母含め ただ前を向くしかなく 全力で生きていた人々もまた 大変な苦しみを耐え抜いたはずなんだけどさ

それだけに 不死鳥なんかでまとめない方が…
ちろる

ちろるの感想・評価

3.9
古沢良太脚本の、戦争を乗り越えたとある少年の成長物語。
Always三丁目は、復興して立ち上がっていく東京の人たちの物語だったが、こちらは空襲に見舞われる前の穏やかな神戸から苦しい戦争を挟み復興のために立ち上がる物語なので、いまの時期に余計観に染みる。

正しいことがなにか分からずに時と共き情報が一転二転して、進むべき道が分からない状況がいま私たちが置かれている状況ととても似ている。
精神論や根性論だけでは前に進めない。
でも健やかな心を保つのはお腹を空かせていたら難しい。
穏やかな家族の風景からだんだんと激しい戦況に巻き込まれていくその描写を観ていても辛くないのは、おとうちゃん(水谷豊)がどこまでも正しい、健やかな視点を持っていたから。

玉音放送の後に
「戦争が終わって本当に良かったですね!」
Hが言った言葉の重みの中には多くの失われた命の涙が詰まっている。

急激な成長期段階で。180度変わる国の思想や、大人たちの価値観にら振り回され、心の折り合いのつかないHがもう一度立ち上がるのには、納得のいく説明が必要。
そこを探して行こうとする少年Hの強さが素晴らしかった。

ラストの不死鳥の美しい絵が、とても勇気づけられてホロリと泣けてきた。
KUBO

KUBOの感想・評価

4.0
妹尾河童さんの原作は発売当時(1997年)に読んで感動したのを覚えているが、その大ベストセラー小説「少年H」の映画化です。

少年Hを演じる子役、吉岡竜輝くんがいい。父親役の水谷豊も冷静で聡明な父親を好演。また実際に夫婦である伊藤蘭が母親役なのも話題。

当時の神戸の町並みなど、「三丁目の夕日」並みに素晴らしいクオリティ。戦場ではなく、日本で暮らしていた少年の目を通して描かれているので、他の戦争ものとは違い、庶民にとっての戦争というものをリアルに伝えてくれる。

監督は降旗康男、文句のつけようのない出来。世界的に右傾化の心配がある昨今、戦争の無意味さを再確認できる作品。家族で見てください。

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