このレビューはネタバレを含みます
ちょっとまぬけなトニー
アホでやけに気がいいわりに気が強くないから父にも、周りの友人にも、女性にもバカにされてみんなにいいように使われてる気がする
結局検査してないから子どもの父親かどうかもわからなかったし
全体的にのっぺりして起伏のないシーンが続くけど、父に「娼婦の母親に育てられて」と罵られるシーン、そのあとに見た母親になりきれない女性たち、そんな母親に娼婦生活を続けながら育てられるであろう子ども、そんな彼を連れ去り走り抜けるトニー
これはめちゃくちゃに名シーン、、
個人的には「自分のようにさせてはいけない」とその瞬間だけだとしても、トニーの頭をよぎったんじゃないかと救われる
なんやかんや、おむつだって全然嫌がらず替えてたしね
30代マッツの体幹がしっかりしててぶれない感じ、すごくいい
あとは細かい表情の作り方とか、そういうのが好みだなぁ