なんかホラー映画観るの久々な気が!
ポゼッションだけで検索すると四本くらい同盟の映画が出てきて、どれ!?ってなった。ポゼッションとは、「所有」や「占有」を意味し、そこから転じて「悪魔が取り付くこと」をも意味する…って事らしい。
映画ののっけからおばあちゃんがポルターガイストもどきにボコボコにされる描写があるので、こりゃあ悪魔ものだってすぐ分かった。
どうやら実話ベースの話らしく、90分程度の映画なのでテンポは早めで展開も早い。エミリーがあっという間に曰く付きの箱を見付け、あっという間に悪魔に憑かれて怪奇現象が続々起こる。
離婚した夫婦の割には以外にもギスギスしておらず仲良く見えるので、それもあって娘二人が「なんでパパとママ離婚したん?」ってなってるのかな?って勝手に思ったりもした。
パパは早いうちに「なんかやべぇ」って気がつくんだけど、ママはあれこれ起きるせいで「やべぇのは元夫、お前だ」ってなる。まぁよくあるやつだね。
しかし昨今の悪魔ってやつはMRIで検出できるのか…すげぇ。これには悪魔もニヤリと笑って威嚇するしかない。
そして悪魔祓いしてくれる神父の縦ロール。とても可愛い。それに加えて悪魔祓い時の動きと決めゼリフ(?)よ、まじめに悪魔祓いしようとしてるのに笑っちゃってごめんね。
急遽病院で悪魔祓いがスタートするわけだけど、ここなら人が来ないって言うけど、こんだけ賑やかにやってたらさすがに人来そう。いや、その前にエミリー大脱走なんだけどさ。
エミリーが「パパが怖い」って壊れたラジオみたいに繰り返すの、さすがに自分の娘であっても様子おかしすぎなので「お前が俺を怖かろうが知ったことかー!!!」と私なら聖水をぶっかける。ついでに十字架投げつける。
よくある悪魔祓い系映画なんだけど、口から虫やら手やらが出てきちゃうのとか、ちょっとだいぶ「うぇっ!」ってなったわ。あとパパの台詞で「お前らの娘だったら神の加護に任せるのか」ってのはグッときた。いいぞ言ったれ!
思ったよりあっさり祓えちゃうので雑魚雑魚な悪魔だったのかと思いつつ、箱にまとわりついて被害を出しまくっているので大分くどいタイプの悪魔なんだろう。人間だったら確実にストーカーでお縄になってるタイプ。
ラストは後味悪い。ハッピーエンドに見せかけてそんなわけないってのはよくあるやつなので、まぁ驚きもない感じ。
可もなく不可もなくなホラー映画かな。