ちろる

上京ものがたりのちろるのレビュー・感想・評価

上京ものがたり(2012年製作の映画)
3.4
西原さんって今までの作品を映画化したものも、すべて西原さんの人生のなかの秘密を少しずつ見せてるようなものが多かったけど、今回は西原さん自身が本当に若い頃(まだ波乱万丈でないころ?)でも多分彼女の土台になったであろう人生模様がえかがれてる。
男をだめにしちゃうダメなところも、生きるためなら恥も体裁もプライドも捨てれちゃうワイルドなところも、綺麗な生き方ではないのかもしれないけど、すごく人間らしい。

東京ってとことん汚れることもできるし、とことん夢をみてそれを叶えることができるギャンブルのような街だよなーとぬくぬく暮らしている私も上京したてのころを思い出して、他の人生の道を歩む自分なんかをふと想像してしまった。
ちろる

ちろる