『教師』×『責任』
臨時の代理教師として、荒れくれた学校に赴任してきた主人公の、赴任から離任までを描く映画。

表面張力で耐えようとしていた、教師や生徒の感情が、一気に溢れ出す様を描いた作品となり、"かなり暗めの作風"。

教師と生徒が打ち解け合っていくような感じではなく、各々の生活環境での苦悩葛藤を、映画とドキュメンタリーの中間のような見せ方で進行していきます。

教師の背負っている責任の"重さ"、教師自身が生徒以上に求める"救い"、そういった生々しさが見れる映画です。

教師の私生活というのは、生徒目線だと不透明なので、人間らしさが見えず、そこが反抗とかに繋がってるのかなとか考えたり。

こういった作品を教育過程で鑑賞すれば、荒ぶる生徒や、モンスターペアレントを、抑制出来たりしないのかなとか考えたり。

人の気持ちを理解しようとする姿勢の重要性を再確認出来る映画でした。

凄くリアルな作風ですが、色々な人物に早めのテンポで焦点を当てていき、仕事と私生活のカットの変化が目まぐるしいので、苦手な人はいるかもしれませんが、興味があれば是非🐈

観ていて一瞬も楽しい気持ちにならないけど観てよかったし終わった後満足感があった！個人的にすごい好みなタイプだった！

教師に視点を当てた作品！生徒も何かを抱えているため問題行動を行うかもしれないけどそれに毎回向き合う教師たちも闇を抱えている、

カウンセラーの人が生徒の問題を流すのは楽だけど向き合うから大変的なことを言っていたけどまさしくそうだなって思えた！荒れた学校だと毎日のように違う生徒が問題を起こす、目の前で可能性が潰れてくのって悲しいだろうな、一生懸命なひとほど、、、


個人的に好きなタイプの作品！オススメしたい

【余談】
Instagramが復旧しました。
お騒がせしました😵‍


これは、かなり良い作品でした。

学校崩壊を取り巻く諸問題を、主人公ヘンリーを中心に、冷静に見つめる作品です。
黒板にチョークで書いたアニメーションが挿入される演出は、重い題材をやんわり観せていたと思う。


学校崩壊って聞いたことはあるし、日本のドラマで観たことはあるけど、身近に起こっているという話を聞いたことがなくて。

スレた生徒たちが夢とか将来とかをバカにしている感じに、胸糞が悪くなった。
娘があんなになったらどうしよう🥲


ーーヘンリー（エイドリアン・ブロディ）は、学校を渡り歩く臨時講師。たまたま着任した学校は、深刻な問題を抱えていた。
と、同時にヘンリー自体も心に闇を抱えている。ヘンリーが一人の女生徒、一人の女性教師、一人の街で出会った少女との出逢いで、空虚な自分を突きつけられることになるーー


エリカという街娼の少女を保護することからヘンリーは変わっていくけど、野良猫を拾ってきて、時期がきたら引き取り先を探して渡すって感じの感覚で、少しモヤモヤしました。そこが、ヘンリーの闇なんだと思う。
一見、紳士的で優しいのだけど、奥底の心は空っぽ。

それは、ヘンリーの幼少の頃の記憶がトラウマになっている。作中で、ヘンリーの祖父と母の関係を明確に表現しなかったのは、知りたい派と知りたくない派に分かれそうだけど、わたしは知りたくない派なのであれで良かった。

ヘンリーは助けるつもりでエリカを家に置いていたけど、本当は自分が救われていたんだ。

ラストはシンプルに希望を感じる〆方で良かったけど、カップケーキ🧁のあの子も救われて欲しかった😭😭😭

• #90min._movie