ま

バーバレラのまのレビュー・感想・評価

バーバレラ(1967年製作の映画)
3.0
明るく楽しくちょいとお色気、1968年のSF映画。宇宙旅行中に消息を絶ったデュラン・デュラン博士の行方を探す任務のため地球の女戦士、バーバレラが謎の惑星に行って色々起こる話。

「デュラン・デュラン」といえばイギリスのロックバンドなんだけど、なんとこの博士の名前がバンド名の由来なんだそう。

さすがに1960年代のSF映画なので映像は合成丸出し、アクションも全然迫力ないしセットや服装も昔の人が抱いたSF・未来感満載でした。

音楽もやたらポップで、一応宇宙人とのバトルもありだけどシリアスさは一切なし。ちょいちょい主人公のヌードが拝めたり、衣装が破けたりしてベタなお色気要素もお約束。主人公を演じるジェーン・フォンダという女優さんはブリジット・フォンダの伯母にあたるそうです。

大量のセキセイインコで拷問するシーンは斬新すぎて後にも先にもこの映画でしか見たことない映像って感じ(そこは急にアナログかって思った。拷問シーンなのに全く怖くない)。

「フラッシュ・ゴードン」と同じく翼の生えた宇宙人が出てくるのはこの時代の定番なのか…?

ツッコミどころ満載かもしれないけど、世界観と独創的なヴィジュアルが楽しい古き良きSF映画。
ま