菩薩

トラス・オス・モンテスの菩薩のレビュー・感想・評価

トラス・オス・モンテス(1976年製作の映画)
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トラス・オス・モンテスがようやく観られる!と思ったら間違えてマルデ・イミ・ワカランスを観てしまった様でまるで意味が分からなかったが、そりゃペドロ・コスタがあぁなるわってのだけは思ったし、オリヴェイラ→これ→コスタへの一本の軸みたいなものは感じた、って書いとくとそれっぽく見えるかなと思った。『ホースマネー』からヴェントゥーラの個性の様なものを削ぎ落としたらこんな感じじゃないすか、知らんけど。ヒストリーとして語られる人ないし地域の記憶ないし記憶がある一方で、隔絶された中で流れて来た時間軸ってのも勿論あるわけで、糸を紡いで機織りってのがなんとも象徴的に見えたが、中島みゆき的な何かがこの場所にはあるのではないでしょうか。まぁ一回観ただけでどうこう言える作品ではない…。蓄音機絶対欲しい!のシーンでなんかジーンと来た。
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