デイジーベル

フォクシー・ブラウンのデイジーベルのレビュー・感想・評価

フォクシー・ブラウン(1974年製作の映画)
3.7
70年代ブラックムービーのスーパーヒロイン「パム・グリア」が炸裂する!

◯ストーリー◯
_(┐「ε:)_ 恋人である麻薬捜査官のマイケルが、麻薬密売組織に殺されてしまう。復讐を誓ったフォクシーは、組織に立ち向かうことを決意する…。

◯概要と感想◯
マカロニウエスタンの様な本編と関係なさそうなオープニングから、この作品が楽しめる作品である事が伺える。70年代ならではのサイケデリックでファンキーな衣装や、熱いファンクナンバーの音楽(70年代ソウルを牽引した「ウィリー・ハッチ」が担当)も素晴らしい。

強い女性のアイコン的存在「パム・グリア」兎に角セクシーで、強くて、格好良い。最早それだけで充分だと思えるぐらいの作品。(簡単に壊れる椅子や、簡単に作れる爆弾や、微妙なアクションとかはどうでも良く感じる)女性はもちろん、男性が見てもその格好良さにメロメロになる事だろう。
流石は″タランティーノが惚れた女″である。(「ジャッキーブラウン」で想いを遂げたタランティーノの純真さに感動を覚えた人もいるだろう。そして本作と「コフィー」を観た後に「ジャッキーブラウン」を観るとまた良い感じに、感想に″熱″がこもる事でしょう)


◯雑記◯
「コフィー」と比べるとB級感が強く、ラストもスカッとするので、″楽しめる″という点に於いては本作がオススメ。そして「パム・グリア」に蹴られたい!と思った貴方は、この手の映画を心から楽しめる事でしょう。(更に自分の″M属性″に気づかされる事でしょう)″女性を怒らせると恐ろしい″という事実が学べる映画でもある。(´ω`)