lunaaqua

昼顔のlunaaquaのレビュー・感想・評価

昼顔(1967年製作の映画)
4.2
カトリーヌ・ドヌーヴは、「反撥」もだけど、ちょいと内面病んでる役がとても嵌ってて、正統派美女なので、尚更イカレ具合が増長されててとてもインモラルな印象を与えてくれる女優さんなので好きです。
映画の内容は裕福な家庭の妻が14時から17時までの3時間だけ娼館でパートするって話。

お金じゃないのよ!快楽が欲しいのよ!
とカトリーヌ・ドヌーヴが、身体を張って汚れ役を赤裸々と演じますが、そこは大女優のオーラなのか、下品さが全くなく何をしてもお上品なのでゲスの極みをやってても嫌悪感が全く無しでした。
現実と妄想を行き交うカットの入れ方も俊逸。
オープニングこんなんから始まるんかいっ!!
と突っ込み入れたくなること受け合いです。
そして関係を持った男共は不幸な末路が待っているってちょっとしたホラー感も。
この手合い好きな人はハマる映画かも。
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