このレビューはネタバレを含みます
作中のパーティーのように、それぞれの登場人物の感情は騒がしく、荒ぶっている。
そんな中でも、その人として、あるいは属する階級として従うべきと感じる規則や義理に従って生きようとする。そのような姿に違和を感じ、どこか乗れない部分がありながらも、鑑賞後にはそう感じること自体が自分が従うべき規則に則った価値判断を行っているということに他ならないとも感じた。
また、作中の人々の行動原理に乗れない部分が多々あるなかでも、コメディ的要素が強いからか割と楽しく観れたのも良かった。