評判通り、胸熱な良作だった。
1995年野茂の初登板をきっかけにMLBをTV観戦するようになった。それ以来イチロー、松井、大谷らの応援観戦をしてきて、全ての選手が「42」番を付けてプレーする4月15日の "ジャッキー・ロビンソン・デー" も観たことがある。
本作は改めて人種差別の酷さを考える良いきっかけになる。NHK「映像の世紀」などリアルな記録映像と共に良い教材になりそう。そういえば、NHKはこの時期にしばしば本作をオンエアしていたのに不覚にも今日まで観てこなかった。
本作で知ったのはブルックリン・ドジャースのゼネラル・マネージャー、ブランチ・リッキーとの二人三脚だったんだなあということ。どちらかひとりだけでは、もしかしたら今のような歴史ではなかったかもしれない。
ただ、演じたハリソン・フォードにどうしてもインディ・ジョーンズのイメージが抜けず、少し違和感を覚えるのが残念。超大当たりの役というのも痛し痒しだ。
今年はドジャース戦をたくさん観ると思う。球団のこういう歴史も知れて良かった。