これこそ日本の誇るJホラーです。
すごくリアルで日常に溶け込んでいる霊の自然さしっとりした怖さ不気味さ場面ごとに映り込んでいるのか?って探してしまうぐらいの溶け込み用はあっぱれであり、雰囲気作りが天才です。
とても哀れな夫婦で、元々は巻き込まれただけでしたが、自分は他とは違う「どうしたらわかってもらえるんだろう?」「夢を見させて」など助けられたであろう女の子を誘拐そして殺害し、平凡を恐れてしまった夫婦の末路がとても面白い人間ドラマでした。自分が殺した幽霊に付き纏われて、それにキレて木の棒でぶん殴りにいくシーンなどシリアスとユーモアが溢れていました。
見えてる人見えてない人の差そして事前に溶け込んでいる霊の存在感とてもリアリティ溢れていて怖かったです。
赤い霊はスタイル良すぎて怖さはなかったです。