やおさんの映画レビュー・感想・評価

やお

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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.8

今でこそメジャーなジャンルのデスゲームの元祖

今見るとベタな展開にツッコミどころ多いのですが、同時としてはかなり斬新だったしベタとはいえ他の作品とは頭ひとつ抜けて面白く見入ってしまいました。

中学
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蛇の道(1998年製作の映画)

4.0

黒沢清監督好きという事でいつかは見ようと思っていた映画でリメイクが来るということで視聴しましたが、傑作です。

娘が無惨に殺され復讐する男と怪しい塾をやっていながら何故か復讐に付き合ってくれる男たちの
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心霊写真(2004年製作の映画)

3.7

「女神の継承」が大好きで同じ監督のデビュー作ということで見ましたが、期待を裏切らず面白くとても怖くて良質のホラー映画でした。

ストーリーはよくあるホラー映画でベタな展開でしたが、音楽やジャンプスケア
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.8

終始居心地悪く、ずっと違和感があり気持ち悪くいい意味で早く映画終わってほしい気分なる映画です。

最初ほんの少しの違和感がどんどん凶変していき、どうしようもなく救いようがまるでないあの結末が本当に恐ろ
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ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

3.8

あまりに気持ち悪すぎる‥男性目線でこの気持ち悪さなら女性が見たら嫌悪感ものすごいんだろうなって思いながら見てました。

実話をベースに見やすく映画にしたらしいんですけど実話なのやばすぎてそれも自分の娘
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

かなりわかりやすく人間の光と闇が描かれていき、ラブコメとバイオレンスリラーと前半と後半で使い分け幸せと不幸せ闇を映画に落とし込んでおりとても面白かったです。

前半はラブコメディで少し変わった2人が繰
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.8

「誰かの不幸の上で私たちの幸せがある」って言葉がテーマになっており、田舎の祖父祖母の家に帰還した主人公が不可解なものをみにしていく話でとてもメッセージ性が高く村系ホラーとしても楽しめたので面白かったで>>続きを読む

予言(2004年製作の映画)

3.5

恐怖新聞という漫画の映画らしく原作未読で視聴

前半と後半ではジャンルが変わります。
前半はJホラーというより不気味で不思議な話であり、世にも奇妙な物語が近く、新聞に事件や死亡する人の未来が書いており
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ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.6

黒沢清監督の独特な世界観とセンスとユーモアが恐怖と狂気とギャグの境目をうまく表現していて面白かったです。
全体的にかなりシュールで淡々としており、ドッペルゲンガーと元の自分との会話する時画面が分割され
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うずまき(2000年製作の映画)

3.0

伊藤潤二展記念!
原作は名作で自分は大好きです。

90分という時間でうずまきをまとめており、個人的にはうまくやってるなと思いました。

Jホラーでも普通のホラーでもない独特な世界観伊藤潤二ワールドで
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

3.8

これこそ日本の誇るJホラーです。

すごくリアルで日常に溶け込んでいる霊の自然さしっとりした怖さ不気味さ場面ごとに映り込んでいるのか?って探してしまうぐらいの溶け込み用はあっぱれであり、雰囲気作りが天
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.0

オクス駅で起こった怪奇事件について追う新聞記者の主人公が呪いに巻き込まれてる行く話

凄い出オチ感ある映画で駅で奇妙で不気味な動きをしてる女性が一番怖く不気味でした。

基本的にはJホラーぽい韓国映画
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戦慄のリンク(2020年製作の映画)

3.0

面白さよりも心霊や幽霊が禁止されている中国でJホラーや韓国ホラーのような物を落とし込んだ事がまずはすごい事であり最初の一歩だと思いました。

ネット小説を見たものは自殺してしまうという内容で「リング」
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リング 完全版(1995年製作の映画)

3.9

大傑作です。

映画版とは違いドラマ版の方が原作に近くとても面白かったです。
よくどちらがいいかって比べられてますが、どちらも良さがあり映画版ならビデオの不気味さや貞子からの直接攻撃ドラマ版なら謎が謎
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

3.3

呪いや嫉妬や呪詛そして人間の怖さ最後まで救われない話でとても怖かったです。

戦後まもない日本の独特の雰囲気に映像の荒さ背筋がゾッとしてしまいます。

戦争は何もかも壊してしまう起こして愚かさが目に染
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呪怨 白い老女(2009年製作の映画)

3.0

呪怨10周年で記念で作られたもう一つの方
個人的に黒い少女よりも呪怨らしくて面白かったです。

いつも通りオムニパス形式で時系列バラバラで理不尽や不条理な怖さを押し付けられるこわさがいい呪怨ですが、今
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呪怨 黒い少女(2009年製作の映画)

2.9

呪怨の10周年で作られたものらしいのですが、呪怨っていうよりスピンオフでほぼ別物でした。

内容としてはわかりやすく、元々双子だったのですがもう1人の方に栄養吸われてしまって産まれられず怨みで周辺の人
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邪願霊(1988年製作の映画)

3.3

Jホラーの元祖的立ち位置であり当時としては斬新だったんだろうモキュメンタリーで50分という短い時間の中で恐怖とリアルさを詰め込んでいて面白かったです。

怪奇現象が地味というか今見るとかなりシンプルか
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感染(2004年製作の映画)

3.8

やっぱり1番怖いのはJホラーだと思います。

病院で働いてる人にしかわからない辛さ苦労寝不足などが伝わってくる生々しさや後輩いじめや医療ミス隠蔽から始まる次々に起こる最悪が面白く得体の知れない病気何か
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.7

ここでの続編やオカルト映画は個人的に駄作が多いイメージで何にも期待しないで見に行きましたが、想像の3倍面白かったです。

あの有名ホラー映画「オーメン」の前日譚でダミアンくんがどうやって生まれたのかと
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毒娘(2024年製作の映画)

3.8

「ミスミソウ」や「許された子供達」で同じの内藤監督の最新作!ずっと楽しみにしていたので見に行きました!

まあ正直な感想としては自分好みで内藤節がすごかった作品ではありましたが、それと同時に思っていた
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不安の種(2013年製作の映画)

3.0

ホラー漫画原作の実写映画
怖い、不気味そして「トラウマ」という言葉が似合うそんな映画でした。

オムニパス形式で時系列がすごくぐちゃぐちゃにでしたが、最後に繋がるところも面白かったし、終始不思議という
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(2006年製作の映画)

4.0

一言で表すなら難解、でも決してつまらなく自分好みでした。

開幕から女性が溺死という事件が発生し、刑事が調査していくうちに同じ手口の連続殺人が起こったり、自分の指紋などが残されていたり、それに赤い服の
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学校の怪談(1995年製作の映画)

3.5

大人になって何かを忘れてしまっているところがあってそれがいっぱい詰まってるノスタルジーに浸れるエモい映画でした。

自分が生まれる前の映画でレトロ感がたまらなくよく、花子さんや口裂け女、テケテケなど大
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呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)

3.5

学生の頃友人数人で見に行ってみんなして震え怖がっていた思い出の作品を10年ぶりに鑑賞
当時見た時は死ぬほど怖いってみんなで話してましたが、改めて見て思ったことはそこまで怖くはないってことでした笑

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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.3

トンソン荘で起きた事件を追うモキュメンタリー映画

韓国版ほん怖でずっとビデオが不気味でカメラの位置、見せ方がとても上手くゾッとする怖さじわじわ来る恐怖が伝わってきてしっかりと怖かったです。

家族の
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.3

いつも通りホラーコメディで家族や友人そして1人でも安心して見れる楽しい映画でした。

聞き馴染みのあのテーマソングにスライマー、マシュマロマンといった可愛く憎めない存在、コスチュームや装置そして旧メン
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

いやーめちゃくちゃ面白かったです。

おやすみプンプンで有名の浅野いにお原作のアニメ映画で原作と原作者が大好きで追っかけていますが、圧倒的クオリティの映画でとて満足でした。

日常から非日常は変わる瞬
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.6

2ちゃんねるで有名なきさらぎ駅というスレを元に作られたミステリー映画

元々完成されているきさらぎ駅というものを肉付けしてPOV視点や脚本で映画として一本作り上げたアイデアは素晴らしいと思いました。
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.0

POV映画で当時としてはかなり斬新で低予算ながら大ヒットした作品

映画を撮りに森に出かけた3人が行方不明なるシンプルなお話でしたが、POVならではの臨場感、没入感があり怖く、来る来ると思い見てたら来
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呪怨2(2003年製作の映画)

3.4

劇場版2作目

まさかの伽倻子さん転生してしまうオチでしたが、「富江」「らせん」ぽさもありつつ「呪怨」独自の怖さもありその中にオムニパス形式で物語がどんどん繋がるストーリーにやりすぎ伽倻子さんと俊夫く
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呪怨(2002年製作の映画)

3.6

Jホラーと言えば「リング」と「呪怨」があげられるであろう劇場版一作目を久しぶりに視聴

いつ見ても怖くオムニパス形式なっており、様々は驚かせ方呪殺し方をしてきて面白かったです。

それにしても伽倻子と
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クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

3.8

10年前に起きた未解決殺人事件の犯人が父親かもしれないと思った息子が疑って行くお話

とても理想的でいい父親で家事、育児、仕事、そして周りからの信頼などどれもとっても信頼されている父親で家族中も円満で
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.3

漫画、アニメ、映画など世界中で後に影響を与えまくった日本アニメ映画の金字塔久しぶりに鑑賞しましたがやはり凄いしか言えません。

当時の技術で今のアニメとも匹敵する作画背景映像表現に近未来SF×昭和のカ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.8

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を去年見て面白かったので元ネタのこの映画を見ましたが見た後だとオマージュやリスペクトが多かったんだなって思う場面がかなりありました。


どこかで聞いたことあるテーマソングに
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

映画好きなら胸糞・鬱映画と言ったらみんな出すであろうミストを2度と見たくないといいつつ好きな映画なので久しぶりに鑑賞しましたがやはりラストのオチを見た後はどんよりした気分になります笑

二つの恐怖ポイ
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