コレ、少なくともこの現代では皆に容易く伝わるヤツだとは決して思わないのですケドも、私自身は確実に相当に好きなヤツですね。重ねて、ロマンポルノに稀によく在るかなりシュールなヤツ…の範疇かとは思うのですケドも、中々どーして観てゆくと次第にソレら突拍子も無い諸々の要素がまろやかに調和してって、そしてソコからはごく表面的なエロ＆ドタバタ・コメディ＆（一種の）狂気とかに加え、何処か温かいヒトの善なるモノや（逆に）その存在の空虚さ・儚さの様なモノまで仄かにも感じ取れる、とでも言いますか（大袈裟なコト言ってんな～とは私自身も思ってます）。よく見りゃ監督さんも脚本さんも、こーいう大胆かつ繊細なのがつくれる人だったね（だからだね…）とは、まずは大いに思っちゃいますよね。。
で、取りも直さずソレはむしろ、今後また再びこーいう作品を観るコトは果たして可能なのだろうか…という（個人的な）大いなる口惜しさそのモノだ…てコトでもあるのですケドもね。因果な身の上になったモノです（タカが趣味趣向…とは言え）。
