あまのうずめ

THE ICEMAN 氷の処刑人のあまのうずめのレビュー・感想・評価

THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)
2.3
1964年ニュージャージー州。リッチーことリチャード・ククリンスキーはデボラとデート。仕事をディズニーアニメのダビングだと話す。ビリヤードの賭けの相手を殺す。1965年、デボラと結婚し娘が産まれる。実はポルノ映画のダビングが本職で、納期を早めさせたロイに目を付けられる。


▶︎実際ベースで100人以上殺したリッチーの物語。リッチー役のマイケル・シャノンの表情も殺した演技に背筋が寒くなる。妻デボラ役のウィノナ・ライダーは相変わらず愛らしい。

エンドクレジットに終身刑を2回とあり、いつもどんな刑だよと思うが、冷酷で冷徹なククリンスキーだとは描き切れて無かった。家庭では良い夫で父親だったということに比重を置いたっぽいがそれも中途半端でどっちつかず。
何を見せられているのだろうかと思った。

この時代の雰囲気は出ていたのはいいが、具に出来ない部分があったのだろうと想像するものの、そこは脚色でいいのではとモヤモヤした。