マイケル・シャノン、ウィノナ・ライダー、ジェームズ・フランコ、レイ・リオッタ。
実在した100人以上殺害した殺し屋の物語。実話かー‥
サイコパスかと思えばアイスマンは殺人に快楽を感じておらず仕事と割り切っていたよう。
そして家庭では妻と子供がいる良き夫であり家族を愛していたという事実。それがこの話しを特異なものにしている。
アイスマンは父親から虐待されて育ったよう。4人兄妹の2番目らしく、兄は父親からの虐待で死亡、弟は少女を強姦し少女と犬を5階から突き落として殺害し刑務所‥アイスマン自身も映画の海賊版やポルノ作成の闇仕事からマフィアとのつながりを持つようになり殺し屋として仕事を請け負うようになり100人以上の殺害に至る‥
作中では描かれていないが、殺し方も様々で残忍だったよう。クロスボウ、銃、ロープ、手榴弾、シアン化合物‥
死体の処分も、電動ノコギリで解体、風呂場で硫酸を使って溶かす、秘密の洞窟に放置し動物に喰わせる等‥。
作品では全く触れていないが、こういった事件の背景に必ずと言っていいほどある加害者が幼少期虐待された過去。育った環境が全ての元凶なのだろうか‥いつも複雑な思いが駆け巡る。
※2006年獄中で死亡。