AB型の末っ子

リンカーン/秘密の書のAB型の末っ子のレビュー・感想・評価

リンカーン/秘密の書(2012年製作の映画)
4.0
予想以上に面白かった!!
ティム・バートンがプロデュースで関わっていると知って観てみたら、メアリー・エリザベス・ウィンステッド居るし、アンソニー・マッキーも居るし、ドミニク・クーパーも居たし、「イコライザー」でロシアンマフィアのボスのマートン・ソーカスも居たということで、めちゃくちゃ楽しい映画でしたね!w

最初から導入は面白いし、ちゃんと歴史に沿いながら、オリジナリティ溢れる展開に持っていっていて楽しいw
リンカーン大統領や南北戦争、アメリカの歴史に関しては自慢できるほどではないけど知識はあるので、やっぱり知っているとオマージュの面でも面白い!

友情、愛情の面でもしっかりキャラクターが描かれているけど、友人スピードに関してはもう少しちゃんと深堀りしても良かったと思うかな…w

メアリー・エリザベス・ウィンステッドはめちゃくちゃきれいで可愛かったw
帽子の上に乗ってキスは反則!ww
年取ったら、リンカーンだけめちゃくちゃ老けてて笑ったww
逆に他の人、アンソニー・マッキーとか幼馴染のはずなのに若見えしすぎじゃない?w
まぁ、そんなことよりも、おヒゲのリンカーンが世界史の教科書まんまで最高!ww

そして何と言ってもアクション!!
期待してなかったとは言わないけど、それにしても興奮しましたね!
リンカーンのかっこいい斧さばきに、アンソニー・マッキーのガンファイト、結構大規模な南北戦争の再現、ヴァンパイアのアクロバティックな戦闘シーン、リンカーンの敵討ちの際の馬上の戦いのシーンなどなど…。

基本的に日焼け止めでヴァンパイアたちは日中も外出しているので、夜の戦闘シーンはそこまで多くなく、所々暗いシーンは、画面を明るくしていたので、そこまで支障なく観れました。

伏線とかそういう細かいところにも工夫が散りばめられていて、本当に素晴らしいなと感じた。
ヘンリーのこととか、友人の裏切りとか、ちゃんと全部最初から最後まで点と点が線でつながっていく様子が本当に気持ちが良い!
ラストまでかっこいいw
ここまで作り込まれた作品だったとは…。

監督は「ベン・ハー」手掛けてるし、脚本には「X-MEN」シリーズや「シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr版)」を手掛けた方が居て、ティム・バートンがプロデュースしてるし、キャストはこの通りなので、よく見たら安定で面白いの間違いないじゃん!、と思えるんだけど、実際、宣伝とか告知とか、それにポスターとかもうちょっと頑張って認知度高められれば、人気出たんじゃないのかな、という惜しい感じ…。

最近もそういう作品ってたまにあるけど、やっぱり映画が好きなこちらとしては、作品のことを多くの人に知ってもらいたいから、余計に残念。

宣伝でも、需要とかニーズとかをちゃんと理解するのが大事ですね…w

「深酒は 女にキスするためか 人を殺すため。
 君は どっちだ?」