"扉を開けろ…"
"みんなうわべだけだ"
【STORY】
幼少にして即位した満洲の皇帝溥儀が、国内外の情勢、特に日本に振り回される中で立場を失っていく。
素晴らしい舞台と音楽と共に、史実を見事に描き上げる大作。
【一言まとめ】
●過激な演出なしに描きあげる戦争の暗さ
●本物の紫禁城がどこまでも荘厳…!
●坂本龍一の音楽がお見事…!
【感想】
《ラスト○○3貫》3貫目
中学生とかの時に観たはずですが、中学の授業では溥儀まで詳しく取り上げられていなかっので、よく分からずただの歴史系ドラマという印象でした。
大学受験のタイミングで溥儀などにも触れたので、今回はしっかり時代背景も感じながら観れて良かったです😊
"中国で最も自由のない少年" だった皇帝溥儀が、皇帝の自覚と共に段々開放的な人物になってきたのに、またつらい思いをしてしまうというのが本当に切ないですね…
戦争の暗さ・醜さ・悲惨さを、そこまで過激な描写がない中でしっかり感じさせる映画になっています。
セットとして使われた本物の紫禁城が、どこまでも荘厳に目の前に広がります。
歴史的建造物っていいですよね…
そして全てを支配する坂本龍一の音楽がまたすごい!
---
観た回数:2回
直近の鑑賞:U-NEXT(21.01.05)
---
【星つけた際の個人的評価・好み】
総合点85pt/100pt 星換算★★★★4.3
コンセプト点 80pt/100pt✨
ストーリー点 77pt/100pt
心に迫る点 77pt/100pt
元ネタ点 89pt/100pt✨
キャスト点 70pt/100pt
テンポ点 70pt/100pt
深み点 85pt/100pt✨
演技点 67pt/100pt
撮影点 86pt/100pt✨
演出点 80pt/100pt✨
映像美点 82pt/100pt✨
セット点 95pt/100pt✨✨
キャラデザ点 70pt/100pt
衣装点 88pt/100pt✨
メイク等点 70pt/100pt
音響/効果音点75pt/100pt
音楽点 89pt/100pt✨
カワイイ点 78pt/100pt