まーしー

マイティ・ソー ダーク・ワールドのまーしーのレビュー・感想・評価

3.0
9つの惑星が一列に並ぶ「惑星直列」のタイミングで、世界を闇で覆いつくそうとする悪役マレキスに対し、主人公のソーが挑む。
『マイティ・ソー』シリーズ第2作、MCUシリーズ第8作。

ストーリーそのものは至って普通。
ヴィランであるマレキスとソー(クリス・ヘムズワース)の対決、そのソーとジェーン(ナタリー・ポートマン)のロマンス、リーダーの資質に対する問題提起など、様々なエッセンスを散りばめた、ハリウッド映画の王道をいく内容。

その中で注目すべきは、牢に入っている弟ロキとソーがタッグを組むという、胸アツな展開だろう。
ただし、単にタッグを組んで終わりというわけではない。終盤に一捻り、二捻りが待っている。
そのロキはキャプテン・アメリカに変身するなど、他のMCU作品との繋がりも見られる。

王道の内容ゆえ、個人的には印象に残りにくい。
が、ソーとロキ、そしてジェーンという魅力的なキャラが存在する以上、少なくともハズレ作品ではない。
気になる方は、ぜひご自身の目で。

▶『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』へと続く……。