ホラー映画好きなら悶えてしまうキャスティングの映画である。女優陣は新旧スクリーミングクイーンだし、男優はまずローラパーマパパ、レイ・ワイズに80年代ホラーに必ずいるイメージがあるジェームズ・カレン、そしてなんとタクシー運転手役にジョー・ダンテ！！作りは意識してなのだろう、60～70年代のスリラー映画のような雰囲気。この古臭さが良い。ツッコミどころも含めて面白かったな。冒頭のバスタブのシーンから釘付けになった。
過干渉で支配欲、独占欲が強い母親と娘、ネグレクト気味の母親と娘、というのが皮肉で笑える。
因みに女優陣は『血塗られた墓標』から数々のホラー作品に出演したバーバラ・スティール、『エルム街の悪夢』のレザー・ランゲンカンプ、13金のエイドリアン・キング、『キャリー』『ハロウィン』等のP・J・ソールズ、『悪魔のえじき』カミール・キートン、『ブレアウィッチ2』等のエリカ・リーセン。
