部長

インターステラーの部長のネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

長尺なので途中でダレるかもと思ったが、先が読めない展開で終始ドキドキしながら鑑賞。

ワームホールやブラックホールの映像表現もすごいし、人間もキチンと描けていると思った。

マン博士の「私は卑怯ではない、君はまだ試されていない」的なセリフはそのとおり!
極限状態でも倫理的な行動が取れるかと自問すると、その状況に成ってみないとわからないとしか言いようがない。

次元を超えた通信手段は、一寸よくわからんかったし、未来人が過去に干渉できるなら、もっとやりようがあっただろとも思うが、もしかするとこの親子の強い絆(愛)がなければ、未来人の技術を持ってしても不可能だったのかもしれない。

ただ最後は女を追っかけるシーンで終わるのね。
やっぱり、男の英雄譚には美女がいなきゃダメなのか、、、

後は、重力と時間の関係を取り入れて、時間のすれ違いを作るアイデアが斬新だし、(重力と時間の関係を聞きかじった程度の文系の私には)科学的な補強がされていて、いかにも現代の映画って感じだった。

しかし、私にはそう見えても、何年かしたら陳腐なアイデアに見えるのだろうか。
あの名著「フランケンシュタイン」も当時の先端科学である電気と生体反応の関係をホラーに持ち込んだ異端の作品だが、今なら「カミナリ当ててもローストされるだけだろ」って子どもでもツッコむよね。
(もちろん今も名著であることは変わりないが)
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