ぶんぶく

インターステラーのぶんぶくのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

映画館で鑑賞。
近未来、地球は強烈な気候変動に襲われ作物が育たず、食料の維持が困難になり人口を減らしてゆく。
あぁヤバいこのままじゃ地球終わりだどうすれば・・という所にある情報が。実は、48年前からワープホールが観測されている。これは明らかに人口的に作られた物だが、誰が作った物なのかは分からない。しかし、別の銀河にいる第三者が地球を救う為に作った物である可能性が高い。

この時点で、強烈に引き込まれた。想像すればありとあらゆる展開が可能性としてある一方で、先が全く読めない。
そしてこの先も物語は二転三転し、全てが収束するラストへと向かう。

この映画の軸は愛であり、それは物語の至る所で形を変えて現れる。愛は唯一人間のみが持つものであり、人間の最も崇高なものであり、かつあらゆる行動の本源的な原動力であると。
でも、マン博士にだって愛はあった。彼が最後に裏切ったのは彼が悪だからではない。彼の状況になって、もっと良い選択が出来たなんて誰にも言えないはずだ。
何が言いたいかと言うと、悪い人間が常に悪の源である訳ではないし、悪人がいなくても悪いことは起こるということ。例え全員がそれぞれの愛に基づいて行動していたとしても。
作中に一貫して愛がべったりと染み付いていたことで、こういった部分が逆にないがしろにされていなかったんじゃないかと思う。

最後に、、。最後の5次元以降のくだりはもうちょっとなんとかならなかったかな。本の信号送ってたのはお父さんだった!!っていうのはストーリー的には確かにキレイだけど、そりゃちょっとムリがあるぜ・・
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