aym

罪の手ざわりのaymのレビュー・感想・評価

罪の手ざわり(2013年製作の映画)
-
ジャ・ジャンクー作品初鑑賞。
(まず、ジャ・ジャンクーって名前、かっこよすぎませんか。一度聞いたら忘れない名前。)
個人的に観る映画を決める時、推しは例外として、あらすじと予告編に惹かれるか?が重要で、監督と主演が誰かなどはあまり重要視していなく、本作ももれなくそれ+、何よりタイトルに落ちてしまった。
「罪の手ざわり」だなんて、昭和の文豪の代表作のような、秀逸なタイトルだと思う。完璧すぎる。
原題だと「天の定め」らしいけれど、これは邦題を付けた方にgoodjob!と言いたい。
映画も小説も、そこから想像が膨らむタイトルに惹かれるので、タイトルに関しては☆5。
序盤の大量のトマト、からの爆発(作品中いちばんの映えシーン)がメタファーそのもの。
ただ、蛇が沢山出てきてブルーになった。
キモいおじさんもでてきて更にブルー。
ラストが印象的で、短編集の読後感のよう。
aym

aym