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ボーイのmocoのレビュー・感想・評価

ボーイ(2010年製作の映画)
4.1
💕💕💕💕💕
「ジョジョ・ラビット」を鑑賞してから、ナチの悲惨な出来事もこんな風に描けるのかと、尊敬の念を抱くほど好きになったタイカ・ワイティティ💕💕💕💕💕
そんな監督の初期作品で、ずーーーっと観たかった作品がアマプラに!!!
なぬなぬ!即行で鑑賞!!!

教えてくださったフィル友さんに感謝感激秀樹です!!!

ボーイ君のボーイフッドと、疎遠だった父との交流の物語。
オープニングの田舎町の大家族の紹介から心わしづかみにされる(笑)
マイコー・ジャクソンを何回絡めて来るのか(笑)

単純なんで、天どんされるとダメなんです、アタイ。
ワイティティ監督の天どんショーが「ソー ラブ&サンダー」にもありましたね。もう、ゾッコンにさせる気かよ、アンタ。

田舎町、貧乏、多子家庭。
心優しくまだ夢見がちなボーイ君、兄弟の面倒を見るしっかり者の長男君。
特別な事は無く、毎日ぼんやりと友達で集まり、ウダウダ。

そこに疎遠(刑務所?)になっていた父が急に帰って来て、強烈な刺激が舞い降りる。
ボーイ君はお父さんがカッコよく見えて仕方がない。
嬉しくて、憧れて、ずーっと一緒に居れると思って...周りが見えなくなっていく。仲良しだった兄弟と距離が出来たり、大人ぶって背伸びしてみたり。

でも、父親(ワイティティ本人)は実はそんなに良い人では無くて、むしろ落第組。イケてない事にボーイ君は気づかない、だって、キラキラお父さんかっこいいんだもんね。。。

でも、何かが違うってね🤔


本作、親子の再生がユーモラスに描かれてて面白かったー。
描き方によってはネグレクト系で観れない作品にもなり得る題材だけど、ワイティティ監督は一味も二味もユーモアセンスを増々にしてくれるから、ホントに良い作品を作ってくれる。
根っからのポジティブシンキングな方なんだな、きっと。(側に居たら...もしかしたら苦手かも😅)
それと、大人の事情で振り回されることを恨むのではなく、理解できない様子を描くのが上手いんだよね。
ご本人の生い立ちをwikiで読んだけど、幼少期の経験故なのかな。

子供たちがみんな素晴らしく
カワ(・∀・)イイ!!
弟は更に輪をかけて
カワ(・∀・)イイ!!
弟のスペシャルパワーの演出や時折入るパラパラ漫画が作品を和らげてて、そこも素敵だな〜💕

父/ワイティティのトンマぶりも最高。かっこつければ、必ず裏目に出るからもう笑っちゃう。

最後のダンスはハカとのリミックス。
好きすぎて3回見た。
主演の男の子が素敵すぎて3回とも何故か泣いた(笑)
ハカって、面白くて、パワフルで、ドキッとするね。


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私もあんなお墓がイイなー。
アートのようであり、遊園地のようでもある🎠
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